中山 理(NAKAYAMA, Osamu):麗澤大学学長


別科40周年インタビュー


麗澤大学別科日本語研修課程設立40周年を迎え、麗澤大学学長の中山 理先生に麗澤大学についてお話を伺いました。



麗澤大学の歴史は1935年に始まります。「優れた能力は、高い道徳性に支えられて初めて本来の価値を発揮すると、創立者・廣池千九郎は考えました」と中山 理 学長は語り始めました。「世界で活躍する人材に必要なアイデンティティの確立と、語学を中心とした高等教育を実現すべく、道徳科学専攻塾を開設したのです」。麗澤大学は「知徳一体」の建学の精神を生かした教育を実践し、国際性豊かな人材を輩出しています。



グローバル化に必要なもの


「これからの社会は私たちが望もうが望むまいが、どんどんとグローバル化が進展していくことは確実です」と、中山学長は付け加えます。“グローバル化”というと英語の習得やIT技術の向上を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、中山学長はにこやかに言葉を続けました。

「もちろん英語力などは大切ですが、私たちはプラスαを考えているのです。まず、自分も相手も尊重することです。日本はそもそも古代から外国の文化や人間を受け入れてきた“懐の深い”国です。自分を尊重できない人間が、どうして他者を尊重できるのでしょうか。そうした人はたとえ英語が話せたとしても世界で尊重されることはないでしょう」


Global Dormitoryは成長の場


自分を尊重し、同時に相手も尊重することが、グローバル人材への一歩と言えるでしょう。その環境が大学内キャンパスにある学生寮“Global Dormitory”です。中山学長は「恵まれた環境の中で、師弟同学(教師と学生が共に学び合う姿勢)を大切にし、世界の人々から信頼される品格を身につけた人材を育てたいというのが麗澤大学の願いですが、このGlobal Dormitoryもその一翼を担うものとして役割を果すものです」と、その思いを語りました。

Global Dormitoryでは上級生から下級生までが共に暮らすことにより、“多様性”を学び取ることでしょう。寮生の構成は約半分が海外からやって来た留学生で、麗澤大学ではGlobal Dormitoryを「国際的な『学び』の寮」、つまり学生各自がそれぞれに国際的な感覚を養い、人間性を高める学びの場として意義づけています。

「Global Dormitoryは、歴史と伝統を誇る麗澤教育の中心的機能を尊重しつつ、グローバル化を迎えた21世紀の大学教育にふさわしい"Global Learning Community"(国際的な「学び」の共同体)として役割を担っており、“生きるチカラ”を直接的に身につけることができる教育は他にはないと思います」と、中山学長は胸を張りました。


"Self-Esteem"を胸に


「最近の若者を見ていると、中には『自尊心(self-Esteem)』が欠けているように思える学生も見受けられますね。麗澤大学では多くの留学生を受け入れていますが、そのような日本人学生と比べると、留学生の皆さんは概ねこうした“self ?Esteem”を身につけているように思います」と中山学長は続けます。

「また、相手の大切にするものを、大切にするという気持ちもグローバル人材には必要です。色々な価値観がある中で、自分と違う考え方をリスペクトし、受け入れていくのが、グローバル人材への一歩と言えるでしょう」。

意見は違うからこそ、魅力的なのではないでしょうか。違うからこそ、そこに価値が生まれます。麗澤大学で外国語を学ぶことで、世界を学び、そして日本のことをもっと好きになってほしい、と私たちは考えています。


世界から信頼される人に


「『外国語を話せる人』ではなく『外国語を話せる○○人』だから、世界で必要とされる場所がある」と中山学長と語ります。

「実際に日本人の良いところを知っていて、日本人を尊敬してくれる海外の方はたくさんいます。これからの日本を担う皆さんには、そして祖国の発展に寄与することを期待される留学生の皆さんも、そのようなグローバル化に対応すべく、自国や自分自身の個性に対する自信や誇りを持ち、それを可能にするような学びを深めてもらいたいですね」と穏やかに話しました。

中山学長は最後に「麗澤大学はどんな人でも“家族”として歓迎します。自然豊かなキャンパス、学生と教職員の親密な人間関係、多くの留学生がいるグローバルな環境・・・。この麗澤大学で私は世界中すべての人々を、伝統や文化に誇りを持つ若者を、真の国際人として教育したい。そうして自分も他者も尊重できる卒業生たちが世界で活躍できるように応援したいと考えています」。

麗澤大学は2016年に創立者・廣池千九郎の生誕150周年を迎えました。150年の月日が経っても変わらない“思い”が静かに佇み、麗澤の森には今日も多くの人々が集まっています。 


教員紹介


専任: 6名 (非常勤: 12名)


正宗鈴香 教授
別科長
日本語教育センター長
家田章子 准教授
日本語教育センター教務主任
堤 和彦 准教授
中山めぐみ 准教授
小浦方理恵 講師
森沢小百合 講師
                    

麗澤大学教授陣からのメッセージ


中山 理 麗澤大学学長
小野宏哉 麗澤大学副学長
中島真志 教授
経済学部


願書のダウンロード


通年利用できる願書パッケージをダウンロードで配布しています。以下のバナーをクリックして、次のページで必要事項を記入してダウンロードしてください。ここで記入した住所・氏名などの情報が自動的に合格通知書などを送る際に使用するラベルに印刷されますので、氏名と住所は必ず英語で正しく記入してください。正しく記入しないと本学からの連絡が期間内に届かない可能性がありますので、十分に注意してください。(願書と入学案内のセットは英語、日本語および中国語で用意していますので、お好きなセットをダウンロードしてください。)